小林労働安全コンサルタント事務所

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労働安全マネジメントシステム

労働安全マネジメントシステム(OSHMS)とは?

労働安全マネジメントシステム(OSHMS)とは、事業所が従業員の協力の下にPDCAの一連の過程を定め、労働災害の防止と労働者の健康増進、さらに進んで快適な職場環境を形成し、継続的な安全衛生管理を自主的に進める、事業場の安全衛生水準の向上を図ることを目的とした安全衛生管理の仕組みです。

PDCA

労働安全マネジメントシステム(OSHMS)確立のメリット

OSHMSを運用、構築中、あるいは、設備・作業の危険有害要因のリスク評価を実施している事業場は、これらの取り組みを実施していない事業場に比べて、災害発生率(年千人率)が3割以上低いという結果が出ています。
※ 厚生労働省 職場の安全サイトより
OSHMS確立のメリット としては、下記の7点が挙げられます。
■ 目標に対する達成意欲
目標が達成できたか評価できるシステムが体系化されたことにより、職場での自主活動がさらに活発に。
■ 責任と権限の明確化
法的要求事項や各職位の責任と権限が文書化されたことで明確になり、誰が・いつ・何をなすべきかが職場に周知。
■ 労使のコミュニケーション
安全衛生委員会の活用により活動計画の協議等の共同活動を行うことで、より緊密なコミュニケーション。
■ 情報の共有化
軽微な災害が発生した時も、その事実が隠されることなく規定に従い報告され、全社として情報を公開し、類似災害防止の水平展開に結びつけることが可能。
■ システム監査
職場安全衛生活動のレベルアップ、組織力及び協力体制の強化が図られ、安全衛生に対する認識に変化。
■ 事業者の自らの見直し
OSHMSの見直しを行うことにより、年度毎の成果、問題点の報告がこれまで以上にきちんと行われるようになり、次年度の方針・目標が立てやすく。
■ 安全衛生意識の高揚
実施・運用を職員が参加して行うことにより、共通認識が得られるとともに、目標達成に向けた一人ひとりの安全衛生意識の高揚に。

労働安全マネジメントシステム(OSHMS)の実施方法

  1. 事業者による導入宣言
  2. 組織体制の整備、人材の養成
  3. 労働安全衛生管理の現状把握
  4. OSHMSの構築・整備
  5. OSHMSの実施
状況をチェックしている労働安全コンサルタント

小林労働安全コンサルタント事務所では、リスクアセスメントも含め、労働安全衛生マネジメントシステムを構築・運用するための各種研修会、様式の作成をいたします。

現在のリスクだけでなく、将来のリスクについても管理し、改善をすることを目的とし、労働安全衛生マネジメントシステムの構築を支援いたします。

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