2日間にわたる職長教育の講習を進めていますが、毎回強く感じることがあります。それは 「グループ討議の活発さが、日本で行う場合とはまったく違う」 という点です。
日本の現場でグループ討議を行うと、どうしても“決まりきった発想”に収まりがちです。もちろん、それが悪いわけではありません。長年の経験や慣習に基づいた答えは、一定の正しさと安定感があります。
しかし、ベトナムのメンバーが集まると、討議の空気が一変します。意見がどんどん飛び交い、
誰かの発言が次のアイデアを呼び、さらに別の視点が重なっていく。その連鎖反応のような議論の広がりは、日本ではなかなか見られない光景です。そして驚くのは、その中から、私自身も気づかなかった安全対策のアイデアが生まれてくること。「そんな視点があったのか」と思わされる瞬間があり、講師である私にとっても非常に刺激的です。